第109回:「先ず理解に徹し、そして理解される」~共感による傾聴実践編-2

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

「共感による傾聴」の目指すところは・・・

◎相手の話しの内容と気持ちの双方を自分の言葉で表現すること!!

そのために4つのステップをご紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

①相手の言葉を”そのまま”繰り返す(=オウム返し)

「学校なんてもうやだよ」⇒「学校がいやなんだね?」

②相手の言葉を自分の言葉に置き換える。

「学校なんてもうやだよ」⇒「そうか・・・学校に行きたくないんだね?」

③相手の気持ち(感情)を言葉にする。

「学校なんてもうやだよ」⇒「なんだか、イライラしているみたいだね?」

④相手の言葉を自分の言葉と置き換えると同時に、相手の気持ちを言葉にする。

「学校なんてもうやだよ」⇒「そうか、学校に行きたくなくて、なんだかイライラしているみたいだね?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いかがでしょうか?

このステップを経なくても、④には行けそうですよね?

何度も言いますが、ただ”そよ風のように、寄り添って”相手の話しを聴くだけで良いのです。まったく難しいことではありません。

「共感による傾聴」はスキルやテクニックではありません。心から相手を理解しよう!理解したい!と思える人間関係の姿勢、心の持ち方です。