「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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ここのところずっと「反応的にならない=感情的に支配されない」ことについて書いていますが、「7つの習慣」の入り口にして、最初の難関?これが出来なければ、この後に続く習慣も実践出来ない程重要なことが、「反応的にならない」・・・自分の感情や置かれた状況を客観的に見る能力=「自覚の能力」だからです!
私自身去年の目標として「決して反応的にならない」ことを目標として掲げて来ましたが、去年は家で2回だけ「反応的に」なってしまいました(勿論、暴言や暴力をふるったと言うことでは無くて、イライラの感情に支配されてしまった)💦
今年の目標も変わらず「決して反応的にならない」・・・今のところ(10月まで)、この目標は達成できています!後、2カ月残ってますが(笑)
無理に感情を抑え込むのではなくて、自然体で反応する。スペースの中にある4つの能力(自覚・想像・良心・意志)を働かせる・・・ここまで来るのに約2年間かかりました!
この状況や気持ちは「7つの習慣」的には、どんな原則に反しているから表れているのだろうか?どんな原則に従えば改善されるのだろうか?と“常に”考えています。
感情に流されてしまう人は、特定のパターンが発動すると“無意識に反応”してしまいます。結果として、言葉や態度に表れてしまう。
“無意識”と言うところが厄介なポイントです!しかし、“書き出す”ことによってこの“無意識”を“意識化”出来ると言うこともお伝えさせていただきました。自分のパターンを書き出すことによって明らかにすれば、後は意識的に改善するだけ。
その時は感情的に怒鳴り散らしたりして、相手を委縮させて気分が良いと感じるかもしれませんが、時間が経つと「あんなこと言わなければ(しなければ)良かった」と自分へのブーメランとなって戻って来ます。
最悪大切な人とのつながりを失うことにもなりかねません。
後悔先に立たず!家族や友人・同僚など大切な人との良好な関係を続けたければ、先ずは自分が感情に流されないこと。自分の感情や状況を客観的に捉えることが最優先事項です。
そのためには、自分の心を安定させる(整えておく)ことが大切なので、“心を安定させ、反応的にならない”ための幾つかのメソッドもご紹介させていただきました。
人間ですから、イラっとする瞬間はあるでしょう!まったく反応的にならないことは優れた人格者であっても難しいでしょう。
しかし、それに気づき、修正しようと思う気持ちが大切なのです。