「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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コヴィー博士厳しいです!容赦ないです(笑)
しかし、反論できません💦
「自分のこと大好き」という人も「自分のことが嫌い」という人もいますね?
しかし、その自分自身は本当の自分のことを指しているのでしょうか?見た目とか性格とかの表層部分ではないでしょうか?
あるいは、心のどこかで自分と他者を比較していないでしょうか?
表層部分は氷山で例えたら一角にすぎません。その下には何倍もの目に見えない部分、根っことなる部分があるのです。
“人格”という根っこの部分を磨き続けることで、本当の自分、内面の安定した自分に出会うことができます。
反応的にならずに、自分や自分がおかれた状況を客観視できる状態(=自覚)、内面が安定した状態が本当の自分。「自立」した自分。
自分自身を知り、自分を律し、コントロールできなければ、自分を好きになることはとても難しい・・・まさに第1~第3の習慣で求められている部分です。
表層部分のほんの数パーセントでは、本当の自分自身のことはわかりません。
「自立」を目指していく中で、“人格”を磨いていくことで本当の自分に出会えると思います。
この状態までくれば「自分を好きとか嫌い」とかの評価はしないでしょうね。
「自分は自分、他者は他者」「問題は自分の外側ではなく、内側にある」と理解できるのでしょうね。
日々の積み重ねが大事。
“人格”という土台を築くことが、相互依存への道となります。時間はかかりますが・・・近道はありません!