第328/365回:「肉体的側面の刃を研ぐ」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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前回取り上げたように、「刃を研ぐ」習慣は具体的に実行できるものばかりですので、「7つの習慣」の取っ掛かりとしては非常にわかりやすいと思います。

自分自身を再新再生(=リニューアル)させること、自己成長のために自分に投資をする習慣です。

そして、この活動は第3の習慣の時間管理のマトリックスにおける第Ⅱ領域(緊急性は低いが重要なこと)に分類され、積極的に時間を費やした方が良い領域です。

但し、現実の生活の中では“あれもこれも”とタスクが沢山あるでしょうから、毎日“少なくとも1時間“はこの自分に投資をする時間を確保してくださいとも書かれています。

「“刃を研ぐ”ことは、自分の人生に対してできる最大の投資である。自分自身に投資することだ。人生に立ち向かうとき、あるいは何かに貢献しようとするときに使える道具は、自分自身しかない。自分という道具に投資することが“刃を研ぐ習慣なのである。自分自身を道具にして成果を出し、効果的な人生を生きるためには、定期的に四つの側面すべての刃を研ぐ時間を作らなければならない」完訳版 p426

そんな大切な「刃を研ぐ」活動の一つひとつを見て行きます!

◎肉体的側面(健康に対する投資)・・・

健康のために投資する時間は、大切だとはわかっていますが睡眠・運動・食事・・・どれほどの人が意識して生活の中に取り込んでいるでしょうか?

しっかりと自分にあった睡眠時間を確保し(因みに最低6時間は睡眠時間は確保した方が良いとのこと)、起床・就寝時間も守る。

「早寝、早起きがいい」と一般的には言われていますが、人はそれぞれのクロノタイプ(人は生まれつき睡眠パターンが決まっており、朝型・夜型のどちらかに分けられます)があり、無理して早起きしたり、早い時間に布団に入ったりすることは実は良くないということです。

但し、遅くても1:30amには入眠し、6時間の睡眠は確保し、7:30amには起床すること。

大事なのは起床・就寝時間をしっかりと年間365日守る=習慣化することです。私はたまに脱線してしまいますが(笑)基本的には守っています。

適度な有酸素運動や筋トレやストレッチを行う。

最も習慣化することが難しいのが運動する時間ですね💦

日頃からジョギングとかウォーキングを生活習慣に取り入れている方なら既に実践できていますが、いきなり「よし!明日から5kmジョギングを始めよう」と決意しても、のっけから5kmではきついですよね!

例えば、最初の数週間は家の周りを軽く散歩してみる。慣れて来たら徐々に距離を伸ばしていくやり方が、習慣化には良いそうです。スモールステップならぬベビーステップです(笑)

脳は変化を嫌います。ですので、いかに脳を騙しながら習慣化するかがポイントとなるので、脳に見抜かれないように、こそこそ始めましょう(笑)

バランスの取れた食事を摂る、暴飲暴食はしない。

これも口にするものを意識的に選ばないと、日々食べたいものだけ食べる悪習慣が身についてしまいます。

勿論、たまにハンバーガーやピザやケンタッキー(定期的に無性に食べたくなります 笑)などのジャンクフードが食べたくなるときもあるでしょうから、その際は無理して我慢せずに楽しみながら食べましょう!

何でもそうですが、苦しむほど我慢することが一番良くないです。バランスが大事!ということですね。

自身の健康寿命を伸ばして、幸せな人生を生きるためにも、家族に迷惑をかけないためにも、健康に対する投資は早いうちからしておきましょう。