「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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再び、インサイドアウトでは、私が「7つの習慣」でもっとも好きな章・・・「流れを変える人になる」が書かれています。
人間は変われる。何歳からでも変わろうという“決意”と“覚悟”があれば。
問題を先送りにせずに、その問題は自分の内面にあるという自覚を持てれば。
そのための道筋を書いているのが、まさに「7つの習慣」なのです。
例え、伝統的にそういう家系だからという「遺伝子的決定論」、そういう風に育てられたという「心理的決定論」、上司が悪い、国が悪いという「環境的決定論」などの“社会通念の鏡”に影響を受けていたとしても、その影響の輪を断ち切ることができるのです。
影響力は確かに大きいし、断ち切ることも一筋縄では行きませんが、どのような人間になるかは自分で選択できるし、自分の人生まで捧げる必要などありません。
私自身も四半世紀以上に渡って先の見えない真っ暗なトンネルを歩いて来ましたが、「7つの習慣」との出会いによって人生が大きくパラダイムシフトしました!
こうした経験があったからこそ、ここまで「7つの習慣」にハマり、エバンジェリストにまでなったのだと思います。
辛い経験、過酷な体験に遭遇したときこそ、パラダイムシフトは起こりやすいとコヴィー博士も言っています。
自分の人生は自分が脚本を描く!過去に辛い経験があったとしても、“今、この瞬間からの”人生は自分が主人公となる。
人生における負の連鎖を断ち切るのも自分自身なのです。
書籍から大好きな言葉を沢山引用させていただきました。
「7つの習慣」は戒律が書かれた聖典ではありません。歴史的な偉人たち(成功者たち)の法則をコヴィー博士が体系的に、わかりやすく?まとめてくれた書籍です。
日本語の翻訳上、表現が難解になっている部分や、キリスト教的背景が根本になっている部分など、私たち日本人では少し理解が難しい箇所もあります。
「7つの習慣」を読んだからといって、すぐに人生に変化が起きるような即効性はありません。近道もありません。時間はかかります!