「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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最近、○○コーチとか、○○カウンセラーとかいう肩書をSNS等でたくさん目にします。
もちろん、自分の周囲でコーチングを生業とされている方が多いので、そうした情報が目につくようになったということもあるでしょう。
例えば、自分が欲しかった車を手に入れた途端に、やたらとその車に乗っている人が多く見えるように(笑)
これって、普段はあまり意識してないできごとが、自分が当事者になることによって意識するようになっただけなのですが。
話しが脱線しました💦
その○○コーチの方々のキャッチコピーのほとんどが、幸せ、自分らしい、豊か、自己肯定感、モチベーションアップ、コミュニケーションなどのパワーワード(余りにも多用され過ぎていて、もはやパワーワードでは無くなった感もありますが 💦)がキラキラと散りばめられています。
○○コーチとか○○カウンセラー(一部を除く)は国家資格ではないので、容易に名乗ることができる(誰でも名乗れる)のも目に付くようになった要因かもしれません。
*閑話休題・・・マッサージ師は国家資格ですが、整体師は民間資格です(どうでもいい情報 笑)
上記、パワーワード・・・すべて「7つの習慣」一つで解決できるんですね!すべて盛り込まれています!
だから、人生の指南書、バイブルとなりうるのです。
ところが、「7つの習慣」というブランド名を使用しセミナーを開催するには、フランクリン・コヴィージャパンという「7つの習慣」の日本法人とライセンス契約を結ばなくてはなりません。
このライセンス契約が物凄く分厚くて、細かくて、個人で取得するには相当なハードルがあるようです(実際に聞いた話し)。
ですから、既にFCジャパンと業務提携をしているFCEパブリッシングさんとか、「7つの習慣」アカデミー協会さんを通じて、個人向けの資格を取得した方が便利な訳です。
「7つの習慣」というブランド名が、自分のセミナーに使えるか使えないかの差は(私にとっては)大きいです。
私も「7つの習慣セルフコーチング認定コーチ」(世界初の資格ですよ🎵)の資格を取得するまでは、「7つの習慣」を軸にしたセミナーを開催しようと、色んなパワーワードを散りばめて、中身の構成を考えてみましたが、結局自分のやりたいこと、伝えたいことは「7つの習慣」にすべて書いてあるの巻に行きついてしまうのでした(笑)
「自己啓発セミナー」や「経営セミナー」なども幾つか受講してみましたが、「これって、結局コヴィー博士が書いていることを、言葉を変えて使っているだけやん!」と、新たな発見や気づきは得られませんでした。
もちろん、「7つの習慣」自体、コヴィー博士のオリジナルではなくて、多くの成功者たちの共通法則を、コヴィー博士が体系的にまとめた書籍なので、そうした共通法則が自己啓発セミナーや経営セミナーなどに使用されているため、「7つの習慣」からの引用と感じてしまう部分もありますが。
結局、何が言いたかったかといいますと、「7つの習慣」だけあればいい!ということです(笑)
あの本もこの本も、あのセミナーもこのセミナーも高いお金払って購入したり、受講したりしなくても、1冊にすべてがまとめられているのですから!
私の人生の三大自己啓発書は「7つの習慣」と「嫌われる勇気」と「人を動かす」ですが、アドラー心理学もカーネギー博士のコミュニケーションスキルも「7つの習慣」に集約されています。
もちろん、「7つの習慣」をより深く、広く理解するために関連書籍や、付随した書籍を読み込むことでより理解が深まりますし、逆に「7つの習慣」を読んでいたお陰で、他の書籍の内容がいち早くキャッチできるという、読書における相乗効果(シナジー)が生まれます(笑)
以前、私が社労士のメンターとして信奉している師に「社労士業務と7つの習慣を、どうやってリンクさせていいのかがわからない」とご相談したところ、「なにも社労士にこだわることないじゃない」と百万ドルの笑顔であっさりと返されました(笑)
そして、何をするにしても「社労士という資格を持っているのは強みだよね」とも。
確かに諸先輩方が築き上げてこられた社労士というブランドのお陰で、信用される部分はあると思います。
社労士というブランド、「7つの習慣」というブランド、実は多いに接点があるのです!
どちらも人にかかわる仕事なので、常に成長の螺旋階段を登り続け、人格を磨き、誠実であることが求められること。クライアントのボイスを気づかせてやることができること。
私は、コヴィー博士が私たちに期待している、教わる側から教える側(伝える側)になって欲しい、そして流れを変える人になって欲しいという生前の願いを、忠実に守っていきます!