230327「速さは全てを解決する」-2

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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先ずは「速さは全てを解決する」で赤羽さんが伝えたい思いとは?をご覧ください・・・
https://www.instagram.com/p/CgJjTsmrD38/

1.あなたの仕事が遅い理由として・・・

①すぐ始めることができない。
②やるべきことに集中できない。
③段取りが悪く後手後手になる。
④優柔不断・迷う。
⑤書類・資料作成が遅い。
⑥メールに多くの時間を取られる。
⑦会議が多い・時間が長い。
⑧差し戻し・やり直しが多い。

2.速さが解決する5つのこととして・・・

①速さがあがれば、やるべきことにすぐ着手できる。
②速さがあがれば、頭がよりよく働く。
③速さがあがれば、PDCAを何度も回すことができる。
④速さがあがれば、やる気がでてくる。
⑤速さがあがれば、実力を出せる。

といったメリットが書かれています。

3.ここからは思考のスピードをあげる具体的な方法をご紹介していきます・・・

①毎日最低10枚のA4メモ書きを実践する。
⇒メモ書きの効果については当ブログでも何度も触れて参りました。本当に仕事を速くしたければ、絶対に習慣として取り込んで欲しい作業です!
0秒思考メモ書きの具体的なやり方については、書籍「0秒思考」をご購入ください。
0秒思考の効果性はこちらの記事をご覧ください・・・
https://diamond.jp/articles/-/269881

A4メモ書きによる資料のすばやいまとめ方については、赤羽さんのインスタをご覧ください・・・
https://www.instagram.com/p/CiXUVymrWFY/

②仮説思考を持つ。
「仮説思考とは”これはこうかな”とおおよその自分の考えを持つこと、持とうとすることを言う」
⇒正解に近い仮説を持つためには、ネットや書籍やGoogleアラート、chatGPTなどを駆使して調べたい情報を収集し、その筋に詳しい人(できれば専門家)などに聞くなどして正しい情報収集を行うことが大切です。
その後、仮説⇔検証を繰り返すことで正解に近づいていく。

③ゼロベース思考に取り組む。
「ゼロベース思考とは、これは、”本来どうあるべきか””本来どうなっていないといけないのか”を前例や条件に捉われず、徹底的に考え抜くことだ。これも”メモ書き”と非常に相性がいい」
⇒ゼロベース思考を高めるには・・・

・既存のやり方(固定観念・既成概念)に対して疑問を投げかける!
例えば「この作業が必要なのはなぜか」「なぜ皆同じ日に同じ時間に出退社する必要があるのか」「いつも会議の時間が長いのはなぜか」など、シンプルに率直に疑問を投げかけ、A4メモ書きで書き殴ってみる。

・思いきった解決策を書き留める!
疑問に対してどのように解決していけば良いのかを、A4メモ書きで書き出していく。
複数の解決策が出てきたら、ロジックツリーでまとめてみる。

・問題の解決策を検証する!
これも仮説検証と同様に、問題と上記で出てきた解決策を検証する。
思いついた解決策のなかで、実効性の高いものと低いもの、費用がかかるものとかからないものなどフレームワークで書き出してみるとわかりやすいです。それでも解決できないものは、まだ固定観念や経験に頼っている可能性が高いと考えられます。

*仮説思考にしろゼロベース思考にしろ訓練(トレーニング)して慣れて行くことが大事。

*赤羽さんは、日本の”当たり前思考”は世界から見たら不思議なことが沢山なので、日本人以外の方との積極的な意見交換や交流が欠かせないと書かれています。

「思考のスピードを上げる方法」続きは次回に・・・

(連続投稿404日目)