第258/365回:「相手が大切に思うこと=自分が大切に思うこと」共感による傾聴実践編-5

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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先ず相手を理解するためには・・・

「相手が大切に思っていることをあなたも同じように大切にしなければならないのである」完訳版 p262

「六つの信頼残高の預け入れ」の中で、一番最初に出てくる預け入れが第5の習慣である先ず相手を理解することです。

子供が大切に思っていることを、自分も同じように大切に思う。自分の子供時代を思い出しながら、子供と同じ目線でものごとを捉える。

配偶者・友人・同僚・・・すべての人間関係に置いて、上記原 則は大切です。

そのためには、相手の本当の関心ごとやニーズ、悩んでいることや、困っていることなどを把握しなければなりません!

相手の“価値観やパラダイム”理解しようと努めなければなりません。

私事で恐縮ですが判りやすい事例として・・・

私の妻は大のヤクルトファンです!私は虎党ですが💦

妻が日本シリーズを見ていて、ヤクルトを応援している時に、私も同じように応援し、質問することで、妻は饒舌になります!

選手名鑑を見て、ヤクルトの選手を覚える努力?もしています(笑)

息子はヘヴィーメタルが大好きで、私が「今聞いているバンドは何?」とか「お勧め音源を聞かせて」と興味を持つと、息子は饒舌になります!

迎合することとは異なり、野球も音楽も家族が興味のあること(=大切に感じていること)に対して、私も興味・関心を持つことによってコミュニケーションが生まれます。

阪神とヤクルトが優勝争いをするようになったら、心中複雑ですが(笑)

「仕事中に子供が何かを言って来たら、子供と同じ立場になってそれを大切に扱えば、子供の方は”わかってもらえた”と感じる。するとその瞬間、預け入れが増えるのである」完訳版p262

子供に限ったことでは無く、すべての人間に置き換えることが出来ます。

何に”価値を感じる”のかは人それぞれ!

相手が大切だと思っていることを、自分が大切だと思っていることにリンクして考えてみることが「相手が大切に思っていることをあなたも同じように大切にしなければならないのである」の原 則だと思います。