「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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コヴィー博士からのメッセージ最終編です。
◎原則がそれほど重要なのはなぜでしょうか?・・・
「お互いの違いを最小公倍数まで落としてしまうとは、なんともったいない!創造的な協力という原則を解き放てず、お互いが最初に考えていたことよりも良い解決策を見つけられないのは、大きな損失なのです。原則中心のアプローチであれば、必ず良い結果を生みだせます」
◎「7つの習慣」が人々に影響を与え続けているのはなぜでしょうか?・・・
「“7つの習慣”によって、本当の自分自身を取り戻すことができます。本当の自分を思い出せるのです。自分の人生には自分が責任を持つ、自分の選択には他の誰でもない自分が責任を持つのだということに、改めて気づくことができます。自分が考えること、行うこと、あるいは抱く感情は、自分が選択したことであり、自分以外の誰かにそうさせられているわけではないのです」
*「7つの習慣」の神髄を見事に語っていますね!今の自分や状況があるのはすべて自分が選択してきた結果。誰のせいでもありません。自分の人生は自分が決めているのです。これからも・・・ここが理解出来るようになり、人生を他者や環境のせいにしなくなると本当の自分に出会うことができます。
◎「クレッシェンド(徐々に音量がアップしてくる音楽用語)」な人生を歩むには?・・・
「あなたが何歳であろうと、人生のどの段階にいようと、“7つの習慣”に従って生きていれば、あなたの貢献が終わることはありません。より良いもの、より高次的なものを常に追及していくことができます」
*クレッシェンドを人生に例えると、自分の強みをもっと発揮し、もっと努力することと語っています。過去~現在が原則に従って生きていなかったとしても、利他の精神・貢献という原則に従って、今からの人生を歩めば、人は何歳からでも変われる!ということですね。それは自分のためでもあり、周囲のためでもあります。
◎最後に「第8の習慣」より・・・
*なんども繰り返しますが、「7つの習慣」は人類普遍の不変な原則がえがかれた書籍です。いつの時代も、どんな困難な状況においても通用する原則中心の生き方がえがかれた書籍です。ですから、私はこの原則を周囲に伝えて行くことをミッションとして掲げております。