第115回:特別投稿~タイムマネジメント

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

先日、「0秒思考」の著者:赤羽雄二さんのオンラインサロンで「タイムマネジメント」についてのお話がありました。

ここで改めて「第3の習慣」であるタイムマネジメントについて再度思ったこと、感じたことをお話させていただきます。

時間管理のタスクに置いて最も重要な領域が”緊急性は低いが重要度は高い=第Ⅱ領域の活動”ですと言うことは以前投稿させていただきました。

ところが、この第Ⅱ領域の活動がスケジュール手帳を使ったり、アプリを使ったり工夫はするけれども、中々実践が難しいと言うお話を良く耳にします!

私自身は、日曜日に1週間の予定をスケジュール手帳に落とし込み、タスクが重なった場合は「どちらが自分に取って重要か?」を基準に最優先事項を決めています。

一度落してしまえば、その計画に沿って(緊急事態が入らない限り)時間を管理して行けば良いのでさほど難しいとは思っておりません。

では、何故それほど難しいと思うのか?ですが、先ず自分に取っての第Ⅱ領域の活動とは何だろう?が明確になっていないことが原因かと思われます。

先ず「第2の習慣」で”終わりを思い描き”、その後、それを実現するためにはどういった活動が必要なのか?を考えて時間管理のマトリックスに落とし込む。

例えば健康に関する活動が重要だと思えば、1日のどの時間帯に運動を行うのか?また就寝・起床時間は何時にするのか?を決めて、運動時間朝7:00~7:30分、就寝時間22:00起床時間6:00と言ったようにパターン化=習慣化してしまうのです。

後は緊急かつ重要な第Ⅰ領域の活動が入らない限り、他の用事をすべて飛ばして確実に実行すれば良いのです。

他のこと・・・例えば人間関係を深めるためのコミュニケーションに充てる時間は何曜日の○○時~○○時、ブログを書く時間は毎日○○時~○○時、読書の時間は○○時~○○時と言ったように計画したことを実践するのみです。

ひたすら実践します。そうすれば、いつの間にか習慣化されるのでわざわざ予定に落とし込むこともなくなります。

新たな第Ⅱ領域の活動が出て来たら、同じように計画して実践する。この繰り返しだと思います。

本当に心から自分がこうなるためには、この活動が必要だ!と思えば、自然に最優先な活動が出来るはずです。

「そうは言っても、なかなか計画通りにものごとは進まない!」と言う方は、本当にやりたいことなのか?自分に取って最優先事項なのか?が定まっていないと思うのです。

この自分にとっての最優先事項が定まっていなければ、どんなツールを用いても第Ⅱ領域の活動を習慣化することは無理だと思います。

裏を返せば最優先事項が明確な人は、スケジュール帳やアプリに頼らなくても例えTo doリストやホワイトボードを活用したとしても、その活動を実践出来ます。

ツールに指示されるのでは無くて、ツールに指示を出すのです。

勿論、今月と来月はこの業務に集中しなければならないので、他のことには時間を割けない!と言うのであれば、その期間は業務に対する活動を第Ⅱ領域に落とし込むのです。

但し、年間で一定の時期に繁忙期があるような業務に関しては、他の期間でその繁忙期を効率的にこなすための第Ⅱ領域の活動を考え、実践することによって生産性を高めます!仕事の速度を速めます!

1年中仕事に追われて、自己投資に充てる時間も無いと言う方は、相当のブラック企業であると思われるので、転職することをお勧めいたします。心身が病んでしまってからでは、毎日が第Ⅰ領域の活動になってしまいます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

①先ずは自分はこれからどうありたいのか?を仕事のこと、人間関係のこと、健康のこと(他重要だと思われること)の領域で明らかにする。

②その為に出来る活動はどんなことがあるのだろうか?を考える。

③計画表に落とし込み”習慣化できるまで”実践する。

このPDCAを回すことで、どんどんと自己成長が出来て在りたい姿、達成したい目標が実現できるようになります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

勿論、第Ⅱ領域の活動が成果を表すまでには時間がかかります!加えて緊急性を感じないから、「やらない」「諦めてしまう」方が多いのです。

本当に自分の終わりを思い描き、ありたい姿、達成したい目標があれば、おのずと時間をどう使うべきなのか?は見えてきます。

再度お尋ねします・・・「緊急中毒に陥っていませんか?」

コメント