第129回:「シナジーを生みだすための下地」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

シナジーを創り出すためには?

大前提となるのが、参加している全員がシナジーが生まれることを”信じる”姿勢です!

皆さんの会社での会議、家族会議、コミュニティーでの会議・・・思い出してみてください。

参加者の意見を否定(評価・決めつけ)する、相手を理解しようとしない、上司の顔色ばかり見ている、ダラダラと意味が無い話し、一部の人間だけが発言している、自分が言っていることが正論である、自由闊達な意見や考えが出て来ない・・・このような事態に陥っていませんか?

これではシナジーはとても生まれる状況ではありません。

シナジーを創り出すためには、参加者全員がその事について本気で考え、自分に出来ることは何か?を考える。相手の意見を尊重して、違いを素直に認め合う”誠実さ”、その相手を理解しようと努め先ずは理解に徹する姿勢、その違いからもっと凄い案が生まれるのではないか?と言ったワクワクとした心、言っても無駄では無くて(出来る出来ないは横に置いておき)とにかく発言してみる勇気・・・正に”勇気と思いやりのバランス”が必須となって来ます!

パイは一人が取ったら自分の分が無くなると言った”欠乏マインド”では無く、全員に行きわたるに十分な量があると考える”豊かさマインド”を持つこと。

信頼関係で結ばれたチームを作り、全員が参加出来る雰囲気を創り出すためには、企業であれば上層部、家庭であれば親がその役割を担い、日頃から自身の信頼残高を高めて、相手を理解する風土を作っておくことです!

そんな綺麗ごと・・・と思っていては何も変わりません!変えようと本気で思い、信じてやってみる姿勢が無ければシナジーが生まれるはずがありません。

正しいコミュニケーションに沿った組織はシナジーが生まれる可能性が飛躍的に高まります。

結果、従業員や家族のモチベーションも上がり生産性や家族の結束も飛躍的に向上します!

「7つの習慣」の実践者たちのミーティングに置いて、常にシナジーが生まれているのは全員がこの正しいコミュニケーションの取り方を知っているからです。勇気と思いやりのバランスを持っているからです。”原則”を知っているからです。シナジーが生まれることを信じているからです。

幸いなことに私は数々のシナジーが生まれる瞬間に出会ってきました。

しかし、外を見渡すとこのシナジーを放棄した方々が沢山いることも知っています!

シナジーを創り出すためには大きなパラダイムシフトが必要です・・・続く