第168回:「パラダイムを創り出すもの」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

思考のもととなる「パラダイム=ものの見かたや考え方」は何によって作られるのか?

ほとんどの場合、人が成長して行く過程に置ける外からの刷り込み(アウトサイドイン)によって作られます!

皆さんが子供の頃を思い出してください。

ほとんどの方が、宿題や勉強は「やらねばならない!」「やるべきだ!」思っていたと思います。

中には勉強が大好きで「好きだから勉強してた」と言う方もいらっしゃいますが・・・

しかし、遊ぶことに関してはどうだったでしょうか?

「遊ばねばならない!」「遊ぶべき!」では無くて、「遊びたいから遊ぶ」だったと思います。

何故、勉強や宿題に関しては「やらねば、やるべき」と思い込んでいたのでしょうか?

毎日毎日、親や先生から「宿題やりなさい!」「勉強しなさい!」と言われていたら、それがいつの間にか脳に擦りこまれて、勉強は「やるべき!」「やらねばならない!」と言う思い込みのパラダイムを作って行ったのだと思います。

宿題や勉強に限らず、○○べきだ、○○ねばならない、一般的には~、普通は~・・・と言ったパラダイムはこうした外からの刷り込み=社会的な刷り込みによって形成されて行きます。

親や教師、企業やメディア等による外からの洗脳によって、もともとは真っ白なキャンバスに色付けされてパラダイムが作られて行くのです。

そうして形成されたパラダイムはある一定のパターンが起きると、むくむくと頭角を現して来ます。

例えば、「勉強や宿題はやるべきだ」と言う親や先生からの刷り込みを受けた人は、自分の子供に対しても同じパラダイムを用いがちです。

成長する過程で、親や先生にはこうして言われたが、それはおかしい!子供にはもっと主体性があってもいいはずだ!と洗脳から解かれる方々も沢山いらっしゃいます。

正にパラダイムシフトが起きた瞬間です!

パラダイムの恐ろしいところは、無意識にそのパターンが発動してしまうところです!

無意識なので、特定の状況が発生するとそのパラダイムと言う自分の眼鏡をかけていることを知らずに、思考⇒行動に至ります。

先ずは自分がどのような時に、どのようなパラダイムと言う眼鏡をかけるのか?を知ること、自分のパラダイムは本当にあってるの?と疑ってみる姿勢が大切です。

そして、今はこの眼鏡では無くて、こっちの眼鏡に変える時だ!と思った時に自らパラダイムを変える=パラダイムシフトを起こすことが人としての成長につながります。

では、どのようにすれば自らパラダイムシフトを起こせるのか?については次回にお話させていただきます。

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