第166回:「インサイドアウトのアプローチ」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

「インサイドアウトのアプローチ」とは、簡単に言うと、他者や環境のせいにしないで、この状況を変えるために「今、自分が出来ることは何だろう?」と自分に問いかけて、自らが変わることによって、周囲にも良い影響を与えて行くと言うアプローチです。

この「インサイドアウトのアプローチ」は「7つの習慣」のすべての習慣を実践する上での基本原則となっています。

外からの刷り込みや指示と言った「アウトサイドイン」も決して駄目な訳ではありませんが、これってその場だけ、短期的な変化しか得られないのですよね!

言われたらやるけど、言われなくなったらやらなくなってしまう指示待ち人間とか、上司の目の前では仕事をしているふりをするけど、上司が居なくなったら止めてしまうような・・・

○○でなければ、○○べきだ・・・こうした“思い込み”も外からの刷り込み=アウトサイドインなのです。

子は親の鏡とも言います。親が子供に対して、子供の人格を認めず、一方的に「勉強しなさい!」「ゲームばかりやっていてはいけない」・・・このような親の“思い込み”や“決めつけ”と言ったアウトサイドインのアプローチで子供に接していたら子供は健全な成長は出来ません。

親が原則を中心とした鏡となり、「インサイドアウトのアプローチ」でお手本となることによって、子供にも良い影響が広がって行くのです。

「自分の考えは思い込みや決めつけではない?」と先ずは自分に問いかけてみましょう。

そして、その行動の結果が全体の利につながるのか?皆が幸せになることなのか?考えてみましょう。

私がボランティアで参加している海岸清掃も、最初はどなたかが一人で「地元の海を綺麗にしたい」と言った思いから始めた活動(正にインサイドアウト)。

そして、その様子を見た、あるいは話を聞いた人たちが徐々に増えて行って、今や何十名もの参加者が市内外から参加してくれるイベントとなった(正に影響の輪が広がった)。

他者に“承認してもらうために”または“見返りが欲しくて”行う活動はインサイドアウトとは言えません。

利他の精神や貢献を自らが実践し、継続して行くこと・・・これが「インサイドアウトのアプローチ」です!

ギブ&ギブ&ギブ・・・・の精神ですね!

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