第236/365回:「見かたとあり方」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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パラダイムシフト・・・自分のパラダイムを変える⇒物事を見る自分の眼鏡をかけ替えるためには、自分の“あり方”を変える必要があります。

どういうことか?

ものごとの“見かた”をシフトするためには、自分の内側(内面)にある“あり方”を自覚すると言うことです。

自分の“あり方”が変わればインサイドアウトで、自分が変わり周囲にも良い変化を与えて行くと言う原則。結果、ものごとの“見かた”も変わって来ます。

例えば・・・人を育てる時に陥りがちな「これだけ丁寧に教えているのに、何で判ってくれないんだ?」「この人は自分の説明をちゃんと聞く気があるのだろうか?」と、相手が変わらないのは相手の理解力が足りない、相手が悪い・・・と言うパラダイム
「自分の教え方に問題があるのかもしれない」「自分が相手を理解していないのかもしれない」⇒自分のやり方を変えた方が良い!自分は今まで自分のやり方に固執し過ぎていたのかもしれない!自分の伝え方に問題があるのかもしれない!と言ったパラダイムに変えることで、問題は自分の内側にあると気づきます。

これは、自分の“あり方”が変わったために、その問題に対しての“見かた”が変わると言う事例です。

人は「自分が正しい!間違っていない」と言うパラダイムを手放すことに抵抗を感じます。そもそも、そうしたパラダイムに自分が脚本付けされていることも判っていません(パラダイムは普段ほとんど意識することが無いもの)

他者や環境のせいにすれば楽だからです!

自分が変わるためには、意識することの無いパラダイムを自覚し、相手の視点に立つ(=パラダイムシフト)と言う相当の“覚悟”と“勇気”が要るし、時間もかかります。一足飛びには行きません。

しかし、本当の変化・成果を手に入れたいのであれば、“思い込み”“決めつけ”パラダイムを手放し、自分のあり方から変える必要があるのです。

ご自身のパラダイムが間違っていると言う話ではありません!

そのパラダイムが“思い込み”“決めつけ”によるものであれば、パラダイムと言う眼鏡を掛け替える必要があると言うことです。相手の話しに耳を傾け、相手のパラダイムを理解すること。

書籍ではコヴィー夫妻が息子に対して自分たちの眼鏡で“見ていた”と言うことに気づき、息子を“変える”のではなく、自分たちの内面に問題があったと自覚し、息子への“接し方(あり方)”を変え、型にはめることを止めたことで、どんどんと自立し成長して行った逸話が書かれています。

「パラダイムと人格を切り離すことは出来ない。人間に置いては、あり方は見かたに直結するのであり、“どう見るか”と“どうあるか”は強い相関関係で結ばれているからだ。あり方を変えずに見かたを変えることは出来ない。その逆もまたしかりだ」完訳版 p27