「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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完訳版p476に原則と価値観の違いが明確に書かれているのでこちらでもシェアさせていただきます。
原則と価値観の違いが判らなければ「7つの習慣」は理解・実践出来ません。
今回はコヴィー博士の言葉を沢山引用させていただきます。
大前提・・・
原 則=普遍的で不変なもの。本ブログの冒頭に書かれている通りです。
価値観=人それぞれ違うもの。思考・行動の規範となるもの。
大切なことは価値観を原則に近づけて行くこと!
原 則=価値観・・・これが理想の状態です。
強盗団には強盗団の価値観がありますが、それが良い原則に従っていないことも自明の理。
「価値観は人間の行動を支配し、原則は行動の結果を支配する」
「私は、謙虚さはあらゆる美徳の母だと信じています。謙虚な人間はものごとを支配するのは原則であって自分では無いと考える。傲慢な人は、ものごとを支配するのは自分だと考えている」
パラダイム(価値観)⇒思考⇒行動⇒結果の流れですね!
どんな価値観を持って、どんな人生を生きるのかは個人の勝手(選択の自由)ですが、原則に反した生き方をしていると得られる結果も不幸なものとなります。
「行動の結果を決めるのは、価値観では無く原則です。だから原則を自分の価値観にし、原則を大切にすべきなのです」
改めて、自分は何に価値を感じているのか?その思考を生みだしている価値観は何なのか?それって、原則と照らし合わせて外れていない?と“書き出す”ことによって自分に問うこと大切だと思います。