「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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第1~第3の習慣で人格を磨き「私的成功」を目指しながら、相手とのWin-Winを考え、共感による傾聴で「相手を理解する」ことができたら、いよいよ「公的成功」の集大成である第6の習慣「シナジーを創り出す」に入って行きます!
書籍でも書かれていますが、第1~第5の習慣はすべて「シナジーを創り出す」ための“準備”だったと!!
自立した人間同士が、人間関係(組織)の中で目指す集大成は「シナジーを創り出す」こと。
ここに入る前に、再度「私的成功」⇒「公的成功」の順番がなぜ大切なのか?について振り返りをしてみます(笑)
まず自立が出来ていない状態だと「共依存」の状態から抜け出せません。主語は「あなた」の状態です。
「あなたのせいで~」「あなたがしてくれなかったから~」・・・この状態で人間関係をより良くする習慣=公的成功の習慣は到達できません。
自立が出来ている人は「わたし」が主語になります。
「私がやります」「私がお手伝いできることはなんでしょう?」「私の責任で~」・・・自分の言動は自分で責任を持ち、自分の人生は自分が創造主であることを決意することです。
自立した人間は、人生においてどんなことがあろうと、決して他者や環境のせいにはしません。
そのために刺激と反応の間にあるスペース(自覚・想像・良心・意志)を使って、インサイドアウトのアプローチで人格を磨いていきます。
この人格と言う土台の上に、「公的成功」を目指して行くのでしたね!
そして、こうも書かれています・・・
自分を律すると言うこと、“自律して自立した人間”を目指すこと=人格を磨いていくこと。
人格を磨く・・・この言葉は何度もなんども登場してきます!
人格を磨くことなくして、共感による傾聴を実践しても、それはただのテクニックになってしまいます。
「何を言うかではなくて、誰が言うか」by イチロー・・・この誰が人格者であれば人は話を聴こうとします。
“私的成功は公的成功に先立つ”という原則ですね。