「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
年末特別投稿「ミッションステートメント作成の仕方」が続きましたので、再びシナジーを創り出すに戻ります。
「シナジーを創り出す」ために大切なことは、もちろん第1~第5の習慣を実践し続ける姿勢ですが、それだと抽象的過ぎてなかなか難しいと思います。
ですので、具体的にどう考え、どう行動することがシナジーに結びついていくのか?についてお話させていただきます。
先ずは、人はそれぞれの意見や考え・・・ものの見かた=パラダイムがあるということを理解することです。
同意よりも、そうした多様な考えや異なる意見があって当たり前!そうした様々な視点からの発言ができる、しやすい雰囲気を作り出すこと。
書籍で言いますと「違いを尊重する」姿勢です。
自分のパラダイムは正しい地図であるという“思い込みのパラダイム”を捨てること。
自分のものの見かたには限界があるということを理解すること。
目の前の一人を人として尊重すること。
相手の意見を尊重し、聞き入れること(理解に徹する)で、自分自身の視野も広がります!
「そういう考えもあるんだ!」と思えたら、「では、どうしたら自分の考えと相手の考えを取り入れて、さらに大きなアイデアに発展させていけるのだろう?」と考えること。
またコヴィー博士はこんなことも言っています・・・
あの本田宗一郎氏もこの“違い”に関してこのような言葉を残しております・・・
相手を尊重し、むしろ自分とは異なる考えや意見こそがシナジーを創り出す基本であること、なんとなくご理解いただけたでしょうか?