「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。
さて、前回までで第1~第3の習慣=私的成功の習慣が終わりました。
今回は「私的成功」の大切な用語の意味をまとめてみます。「7つの習慣」を読み進める上でも、この言葉の意味が判っていればより理解が深まると思いますので、ご参考までに。
・個性主義と人格主義:個性とは能力やスキルのこと。人格とは根っこの部分。人格が土台となって人間性を高める。個性と人格をバランスよく磨くことが大切である。
・私的成功:個人の信頼性を増し、高いレベルでの自立状態にあること。
・パラダイム:ものの見かたや考え方。固定観念・既成概念・思い込みなどからの影響が強い。このパラダイムに捉われることで、行動・結果が変わって来る。自由な発想、多角的な観点で物事を捉え俯瞰して見ることが出来るようになることを”パラダイムシフト”と言う。
・原 則:人類が長い歴史の中で育んできた、絶対的な法則。個人で変えることの出来ない、外側に存在する普遍の原理原則。
・効果と効果性:効果=得たい成果、効果性=得たい成果を長期的・継続的に受けられる状態。
・インサイドアウト:自らの能力や人格を磨くことにより、自分が変わり周囲に良い変化を与える内側からのアプローチ。
・刺激と反応:刺激=身の回りに起こるあらゆる出来事。反応=刺激を受けた時にとっさにでる無意識の行動。
・4つの能力:”自覚””想像””良心””意志”と言う刺激と反応の間にある人間だけが持っている能力。この4つの能力を使いこなすことで、感情に流されず、自分の行動を冷静に選択することが出来る。「7つの習慣」ではすべての習慣を通じて根っことなる大切な能力。
・関心の輪と影響の輪:関心の輪=関心を持っている全ての事柄だが、自分ではどうすることも出来ない事柄(天気や相手の感情など)、影響の輪=自分でコントロール出来る、影響を与えることが出来る事柄。常に「自分が出来ることは何だろう?」と自分に問いかけ、実践することが出来ること。
・2つの創造:第1の創造「知的創造」準備や計画を立てること。第2の創造「物的創造」第1の創造で作った計画に従い実行にうつすこと。
・ミッションステートメント:人生に置ける第1の創造。自分がどう在りたいのか?自分の役割は何か?を明確にして、自分の人生の指針となる信条や思いが込められた図や文章。
・リーダーシップとマネジメント:リーダーシップ=成功の梯子が正しい位置にかけられているのかを判断する能力。マネジメント=成功の梯子を効率的に登る能力。
・時間管理のマトリクス:日頃のタスクを”緊急度”と”重要度”の4つの領域に分けて書き出したマトリクス。
・第Ⅱ領域:時間管理のマトリクスの右上にある”緊急性は低いが重要度は高い”タスク。この領域の活動をすることによって、第Ⅰ領域(緊急&重要なタスク)にも冷静に対応できる能力が身につき、「緊急中毒」に陥りやすい第Ⅲ領域を減少させることが出来る。
・デリゲーション:仕事やその他の用事を人に任せること。仕事を丸投げするだけの「使い走りのデリゲーション」と、時間と忍耐が必要だが、相手の成長と自身のマネジメント力を向上させるために「全面的にデリゲーション」する2つのデリゲーションがある。
次回からはいよいよ「公的成功」の習慣である第4~6の習慣に入って行きます!