第180回:「良心に問うとは?」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

状況や感情に流されずに(反応的にならずに)、客観的にその状況や感情を眺めてみる=“自覚”することが出来たら、その時にどんな選択肢があって、その選択の結果はどんなことだろう?と“想像”し、次は自分の行動(選択)を“良心”に問います。

「7つの習慣」ではこの良心に問うと言う行為を”神に問う”と表現されていますが、それだと少し判りづらい!

良 心とは「それって善いこと?悪いこと?」と言う善悪の判断も当然にありますが、「自分の考えと行動が原則から外れていない?」と判断する能力も含まれます。

自分に取っても、周囲に取ってもベストな選択肢を取捨選択する能力でもあります。

良心に問うこととは選択し、行動に移す前の最終フィルターのようなものです!

この良心を効果的に働かせるためには、自分の“価値観”をしっかりと把握しておく必要があります。

なぜなら、人は自分の“価値観”に沿って行動を起こすからです。

“原則”は普遍的ですが、“価値観”は人の成長する過程に置いて、あるいは時代から影響を受け変化して行くもの。

ですから、成長を続ける人は“古いパラダイム(思い込みや決めつけのパラダイム)”に縛られることなく、“価値観”が更新されて行きます!

男はこうあるべきで女はこうあるべき、自分が言っていることは絶対に正しい、教育には鉄拳制裁も必要だ、子供は親の言うことを聞かなければいけない・・・等々、未だに“旧石器時代のパラダイム”から抜けられない人々は、この“価値観の更新”が出来ていない残念な人たちなんですね。

迷った時は「この価値観は“思い込み”や“決めつけ”ではない?」と問いかけてみてください。

パラダイムとはものの見かたや考え方。どんな価値観を持っているかで、どのパラダイム(自分の眼鏡)を使うのか?が変わって来ます。

「7つの習慣」で言うところの”良心”をしっかりと理解するためには、原則・価値観・パラダイム・思考・行動・・・これらの違いと関係性をハッキリと理解しておくことが必要です。

そのお話は次回に・・・