「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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言葉には「言霊」が宿っています。ですから、日頃からどんな言葉を発するのかがとても大切になって来ます。
言葉に出すとそれが潜在意識に埋め込まれて、良いことも悪いこともその実現に向けて脳は動き出します。
「引き寄せの法則」の正体ですね!“アファメーション”が大事だと言うのも、この潜在意識への働きかけが具現化されるからです。
以前、主体的な言葉と反応的な言葉について書かせていただきましたが、日頃から「主体的な言葉」を使う癖をつけて置くことが「反応的にならない=刺激に振り回されずに、自分の感情や言葉を支配する」・・・第1の習慣を実践するための入り口=“自覚する“こととなります。
「私(たち)は~する・できる・選ぶ・しよう・やろう」を口癖にしてください。
一方、反応的な言葉は「私(たち)は~出来ない・やれない・ねばならない・べきだ・でさえあったなら」「あの人は(と主語を相手にする)頭に来る・なぜ判ってくれないのか」等々。
「~べき・~ねばならない」は一見主体的な言葉のように聞こえますが、実は一番陥りやすい反応的な言葉なんですね!
親や学校、社会やメディアから“刷り込まれた”言葉なのです。
思い出してください!子供時代には無かった言葉ですよね?子供の頃は「したい・やりたい」と主体的な言葉を自然に使っていたと思います。
それが成長する過程で、外からの洗脳(アウトサイドイン)によって刷り込まれた結果、「~べき・ねばならない」と言うパラダイムが生まれてくるのです。
但し、自分の”内側から湧いて来る決意”としての「よし、これを達成するためには、これはやらねば!(正しくは、これはやろう!)」と言う言葉は刷り込みとは異なります!
本当に自分の”心からの決意”としての言葉なのか?周囲からの”刷り込み”による言葉なのか?まったく意味合いが違ってきますので、これはご承知おきください。
もう一点、言葉の使い方で気を付けていただきたいのが、「私(たち)は、~しようと思います」と言う言葉です。
これを「~します」と言い切ってください。「思います」と言う言葉は心から湧いて来る「やろう!やりたい!」と言う“決 意”の言葉では無くて、“実現出来たら良いな~”と言う”依 存”の言葉です。
そして、自分の発する言葉は“癖“ですから、書き出すことによって自分の言葉の傾向が見えてきます。
是非、人前で話す前に書き出してみて自分の癖を把握してみてくださいね。