第1の習慣~刺激と反応

児玉伸也社会保険労務士事務所 児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

いよいよ今回から「7つの習慣」各論に入って行きます。

本日のお題は、第1の習慣より・・・

”刺激と反応”

について解説させていただきます。

【反応的(感情的)な行動とは?】

動物本来の特性的反応(闘うか逃げるか反応)とも言われます。外からの刺激に対して、感情や気分で反応してしまいます。

刺激⇒反応

外からの刺激に対して・・・誰かになにか言われたら直ぐにかっとなって言い返したり、ある状況に対して感情的になったり逃げたり等々。

動物はストレス状態に置かれると”闘うか?””逃げるか?”を本能的に選択します。

【主体的な行動とは?】

一方で、人間のみが持ち合わせている反応パターンであり、刺激と反応の間に選択すると言う一時停止ボタンを起動させます!

刺激⇒選択⇒反応

外からの刺激に対して選択と言うスペース(一時停止ボタンとも言う)を起動させ、「ちょっと、待てよ・・・もう一度今の発言(状況)の主旨を考えてみよう・・・」と、感情や気分に流されることなく、どう反応するかを再度考えてから行動に移すことです。

この”選択(スペース)”を活用できるかできないかで、感情に支配されるのか?

言動を自分で選択するのか?が決まります。

そして、このスペースには「自覚」「想像」「良心」「意志」と言う4つの原則(後日解説)が入ります。

刺激に対して、4つの原則をふるに使って、考え、行動に移すことが出来る人が”主体的”な人間と言われます。

例えば、車を運転している時に、前を走っている車がノロノロしていたら「何やってんだよ!」とイラッとしたことはありませんか?

そんな時でも、「ひょっとして、前の車の運転手具合が悪いのかもしれない?何かあったのかもしれない?・・・ちょっと様子を見てみよう」と刺激に流されずに、スペースを使って冷静に思考出来れば、感情に流されずに言動を自分で選択することになります!!

第1の習慣の基本原則であり、これが「7つの習慣」のスタート地点とも言える考えです。

あなたは感情に支配されていませんか?言動を自分で選択出来ますか?

反応的な人は、周りの物理的な環境に影響を受ける。天気が良ければ、気分も良くなる。ところが、天気が悪いと気持ちがふさぎ、行動も鈍くなる。主体的な人は自分の中に自分の天気を持っている。雨が降ろうが陽が照ろうが関係ない。自分の価値観に基づいて行動している。質の高い仕事をすると言う価値観を持っていれば、天気がどうであろうと仕事に集中出来るのだ」

 

「私たちに何が起こるかが大事なのではなく、起きたことに対してどう反応するかが大事なのだ」

 

【スペース(一時停止ボタン)を意識するためのワンポイントレッスン】

①自分はどんな時(あるいは言葉)に反応的(感情的)になってしまうのだろう?

②常に頭の中には”一時停止ボタン”があることを認識しておこう!

③イラっとしたら、その気持ちをA4用紙に書き出してみよう!

ex.何故イライラしているのだろう?あの人は何故いつもあんな態度なのだろう?今自分は何に対してイライラしているのだろう?どうすればこの感情に流されずにいられるのだろう?・・・

 

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