4つの原則:自覚

児玉伸也社会保険労務士事務所 児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

前回は刺激と反応の間には、人間のみが持ち合わせている”選択(スペース)”=”一時停止ボタン”があります。

刺激⇒選択(自覚・想像・良心・意志)⇒反応

そして、この選択(スペース)の中には4つの原則”自覚””想像””良心”””意志”がありますと言うお話をさせていただきました。

「選択の自由の中にこそ、人間だけが授かり、人間を人間たらしめる四つの能力(自覚・想像・良心・意志)がある」

今回はこの4つの原則の中から”自覚”について解説させていただきます。

自覚とは?

注:「7つの習慣」には原則と言う言葉が沢山出て来ますが、すべての習慣の根っことなっている道徳的倫理観の”原則”と、この選択に入る”原則”は分けて考えないと理解に苦しむ(私がそうでした 💦)と思います。今回は選択の中にある4つの原則です!

◎自覚(自己を客観的に見つめる能力)

自分の感情や気分・思考と距離を置き、客観的に自分を見つめることで、適切な問いを投げかけられるようになります!

とは言え、難しいですね(^-^;

刺激に対して「ちょっと待てよ!もう一度考えてみよう!」と感情に流されずに、自分を冷静に見つめることができる能力と言えばご理解いただけるでしょうか?

この”自覚”を持つためには、自分で自分のことを客観的に見ることが出来るようになる!能力を身に付けねばなりません。

この”客観的に自分を見つめる能力”は日頃からトレーニングしていないと、直ぐに出来る人は中々いません!それほど難易度が高いです。

以前、人間は目の前の状況に対して、自問自答を繰り返してしまい、結果何も変わらないと言うお話をさせていただきましたが、自問自答(同じ悩みを何度も何度も頭の中でリピートしている状態)から如何に客観⇒主観(もう一人の自分、あるいは通りすがりの人とか、自分の尊敬している人から質問をされている姿を想像する状態)と考えるようになれるのかが、”自覚”すると言うことです。

「この本(7つの習慣)を読んでいる自分の姿を想像してみて欲しい。意識を部屋の隅に置いて、そこから自分を眺めてみる。頭の中であなたは、まるで他人であるかのように自分自身を見ているはずだ」

【自覚するためのワンポイントレッスン】

①大好きなことをしている時の自分の姿を想像して、書き出してみよう!

その時の気持ちは?その時の感情は?どんな表情をしている?周りからはどんな音が 聞こえる?どんな香りがする?どんな洋服を着て、周りにいる人はどんな人間?・・・5感をフルに使って想像して書き出してみると”客観的な自分”を想像することが出来るようになっていきます。

②0秒思考メモ書きを1日10枚続けてみよう!

効果は当ブログの「0秒思考と7つの習慣」と言うタイトルで、説明しております。

このメモ書きが客観的に問いを立てるトレーニングとしては、最も効果的であると

思います。

③マインドフルネス瞑想を生活の中に取り入れてみよう!

瞑想の効果は既に社会的にも認知されており、Google社他国内外問わず大手企業でも就業時間中に瞑想を取り入れているそうです。

毎日瞑想を習慣化することにより、メタ認知力(自分で自分を客観的に見る能力)が向上することは脳科学や心理学の世界でも認められています。

④何かの刺激が入った時に、「ちょっと待てよ!私にはスペースがあるんだ・・・」と 常に心の中で声掛けする練習をしてみよう!

 

 

 

 

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