「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。
「人としての尊厳」「選択すると言う自由」・・・これがあった(利用した)お陰で、通常では考えられないような過酷な状況から生還し、後世に名を残し“流れを変える人”になった方がいます。
「7つの習慣」ではあまりにも有名なエピソードとして紹介されているので、ご存じの方も多いと思いますが、改めてこちらでも紹介させていただきます。
ヴィクトール・フランクル(心理学者にして、「夜と霧」の著者としても有名)。
当時、ユダヤ人であったフランクルは、家族ともどもアウシュビッツに送還されました。
両親も妹以外の兄弟も、ガス室に送られたり、病死でアウシュビッツ内に置いて亡くなりました。
フランクルも屈辱的な数々の拷問を受け、人体実験に利用されたこともありました。
全く希望の光など見えない状況。次はいつ自分がガス室に送られてもおかしくない、通常であれば錯乱し、生きる希望など持てない、思考も停止してしまうような想像を絶する状況の中で・・・フランクルはどのようにして“正常な心”“人としての尊厳”を貫くことが出来たのか?
身体は拘束され自由が利かない状況の中で、フランクルはあることを発見します!
それは、「人間の最後の自由」である「選択する自由(想像すると言う自由)」は誰にも奪うことが出来ない!と言うことでした。
拷問中であってもフランクルは、知性・感情・道徳観・記憶と想像力を生かすことで、小さな自由の芽を伸ばして行ったのです。
拷問、束縛と言う刺激の中においても、自分の置かれた状況を客観的に捉えて=自覚して、収容所から解放され大学で拷問を受けた時の教訓を学生に教えている自分の姿を想像しました。
この自由はやがて、他の収容者にも希望の光を与え、身体的には自由であった看守の中にも感化された者がいたほど。
そこでフランクルはある“原 則”を発見します。
それは「刺激と反応の間には選択の自由がある」と言うことです!
この経験談はコヴィー博士にも多大な影響を及ぼしました。