「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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第2の習慣「終わりを思い描く」と第3の習慣「最優先事項を優先する」は蜜月な関係です!
以前もまとめとして書きましたが、今回も”簡単に”レポート(笑)させていただきます。
私の「過去ログ」を相当遡っていただければ、各習慣のまとめや用語解説集も記載してあります💦
第2の習慣である「終わりを思い描く」とは、自分が人生の最後にどういったことを成し遂げていたら“悔いのない人生””幸せな人生だったな!”を歩めたかを想像する事でした。
(お金や時間、現実的に考えたら無理だと思っていること等)頭の中のすべてのストッパーを取り外して、最後に在りたい姿や、こんなことが達成出来ていたら最高に幸せな人生を歩めたかを想 像すること。
そして、それを達成することが自分の価値観と照らし合わせて、本当に“重要で大切なこと”だと心の底から思えるのか?原則から外れていないか?を自分自身に問いかけ、成文化したものが“ミッションステートメント”でした。
書籍ではこの「終わりを思い描いて」「ミッションステートメントを作成する」ために、自身の葬儀のシーンを想像し、大切な家族や同僚、友人・知人たちからの弔辞を書き出すことによって、自身が本当に大切にしている価値観は何だろう?と明確にして、今日からの自分の人生設計をすることが第1の創造(知的創造=準備・計画すること)であると書かれています。
第1の創造で立てた準備・計画に従って、本当に大切だと思うこと、重要だと思うことを“最優先事項”として、「時間管理のマトリックス」に落とし込み、実行して行くことが第2の創造(物的創造=実際に行動する)です。
これが第3の習慣である「最優先事項を優先する」と言うことでした。
そのためには、自分自身の人生を引き受け、創造し、責任を持つ「セルフリーダーシップ」の能力(PC)が必要です。
この流れ何となくイメージしていただけたでしょうか?
人によっては、自身の葬儀の場面を想像すると言う余りにも遠い未来(現実問題として、死は何時訪れるのかは判りませんが)のことを想像するのはちょっと・・・ですとか、死のことを考えると辛くなると言う方もいらっしゃいます。
そうした場合、例えば1年後2年後にどんなことが達成出来ていたら最高か?と短期的に達成したいことや、成りたい自分の姿を想像してみても良いでしょう。
「10年後の自分から現在の自分に手紙を書く」(10年後の手紙)と言うのも素晴らしいと思います!
1日1日を何の計画性も無く、ビジョンもミッションも持たずに“思いつき”や“その時の気分”で過ごして行くのは余りにも勿体ないことです。