第217/365回:「終わりを思い描き、最優先事項を優先する」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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第2の習慣「終わりを思い描く」と第3の習慣「最優先事項を優先する」は蜜月な関係です!

以前もまとめとして書きましたが、今回も”簡単に”レポート(笑)させていただきます。

私の「過去ログ」を相当遡っていただければ、各習慣のまとめや用語解説集も記載してあります💦

第2の習慣である「終わりを思い描く」とは、自分が人生の最後にどういったことを成し遂げていたら“悔いのない人生””幸せな人生だったな!”を歩めたかを想像する事でした。

(お金や時間、現実的に考えたら無理だと思っていること等)頭の中のすべてのストッパーを取り外して最後に在りたい姿や、こんなことが達成出来ていたら最高に幸せな人生を歩めたかを想 像すること。

そして、それを達成することが自分の価値観と照らし合わせて、本当に“重要で大切なこと”だと心の底から思えるのか?原則から外れていないか?を自分自身に問いかけ、成文化したものが“ミッションステートメント”でした。

書籍ではこの「終わりを思い描いて」「ミッションステートメントを作成する」ために、自身の葬儀のシーンを想像し、大切な家族や同僚、友人・知人たちからの弔辞を書き出すことによって、自身が本当に大切にしている価値観は何だろう?と明確にして、今日からの自分の人生設計をすることが第1の創造(知的創造=準備・計画すること)であると書かれています。

第1の創造で立てた準備・計画に従って、本当に大切だと思うこと、重要だと思うことを“最優先事項”として、「時間管理のマトリックス」に落とし込み、実行して行くことが第2の創造(物的創造=実際に行動する)です。

これが第3の習慣である「最優先事項を優先する」と言うことでした。

そのためには、自分自身の人生を引き受け、創造し、責任を持つ「セルフリーダーシップ」の能力(PC)が必要です。

この流れ何となくイメージしていただけたでしょうか?

人によっては、自身の葬儀の場面を想像すると言う余りにも遠い未来(現実問題として、死は何時訪れるのかは判りませんが)のことを想像するのはちょっと・・・ですとか、死のことを考えると辛くなると言う方もいらっしゃいます。

そうした場合、例えば1年後2年後にどんなことが達成出来ていたら最高か?と短期的に達成したいことや、成りたい自分の姿を想像してみても良いでしょう。

「10年後の自分から現在の自分に手紙を書く」(10年後の手紙)と言うのも素晴らしいと思います!

1日1日を何の計画性も無く、ビジョンもミッションも持たずに“思いつき”“その時の気分”で過ごして行くのは余りにも勿体ないことです。

「7つの習慣」に興味を持ち、実践してみたいと考えていらっしゃるなら、喧騒から離れ、静かな場所で一人になって、じっくりと自身の価値観やミッションを敬虔な気持ちになって考えてみること、想像してみること、書き出すことが“最優先事項”です。