第323/365回:「07部でのシナジー体験」

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。

原則とは・・・①万国共通で不変なもの
       ②質の高い結果を生みだすもの
       ③私たちの内面の外側にあるもの
       ④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
       ⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの

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私、「7つの習慣」「0秒思考メモ書き」で具体化して実践しましょう!というコミュニティー(部活)に運営メンバーとしてかかわらせていただいているのですが、ここで生まれるシナジー、相互補完の力が素晴らしい!

*毎週日曜朝8:07分よりクラブハウスで開催。どなたでもルームに入ることができます!

先ずリーダーがいて、運営チームは役割が分担される。

当初は皆さん、手探りで運営のお手伝いをしていたのですが、リーダーが徹底的に「何のために?何を、どうやってやるのか?」を指示してくれたうえ、運営メンバーが困ったときはしっかりとフォローもしてくれる。

毎回感謝の言葉もかけてくれるし、月に1回はzoomによるミーティングで振り返りと改善ポイントの話し合い、新たな案だしなども共有するブレストの場も作ってくれる。

すなわち、全面的デリゲーションを行ってくれています。

結果、徐々に自分の役割を把握してきたメンバーたちは、リーダーの指示がなくとも、主体的に動くようになっていきました。

突発欠勤が出たとしても、動じることなくその人の分まで「私がやりましょうか?」と完全に相互補完ができるチーム体制になっております。

その都度、思うことが・・・「ここは毎回シナジーが生まれている、素晴しいチームだな!」と。

リーダーがしっかりと機能していることが、組織におけるシナジーを創り出すための必須条件であり、リーダーのかじ取りが上手ければ、メンバーは主体的になります!

指示待ち人間はいなくなるし、お互いに相手を尊重する風土も形成されて行くので、常にシナジーが生まれるのです。

一般の企業でも家庭でも、こうしたシナジーを創り出すことができます。

そのためには、”まともな”リーダー(上司であったり親であったり)が存在すること!

メンバーに対して、何のために・どうやって・どこに向かうのか?など一人ひとりに対して期待を明確にし、メンバーが困っているときは、共感による傾聴でしっかりと話を聴いて、適切なフォローをする。

一人ひとりに目をくばり、気をくばり、感謝し、そして指示を出すのではなくメンバー各自が自ら率先して動ける環境を作れるのか?などのリーダーとしての条件がそろっていることです。

こうした状況になるとメンバーは指示待ちではなく、インサイドアウトで行動するようになります。もっと大きな第3の案はないだろうか?と自らの頭で考え、自らの影響の輪の中でできることを実行するようになります。

大人も子どもも同じ。信頼され、任され、感謝されることによってどんどん成長します!自己肯定感も高まってきます。メンバー間で「あなたのことを大切に思っていますよ」という気持ちが一人ひとりに芽生えてきます。

一度このシナジー体験を味わうと、今度は自分がリーダーとなって関係するチームでシナジーを創り出そうという意欲が湧いて来ます。

07部での経験は、まさにロールモデル!どんな組織においても応用でき、自らがリーダーとなり、シナジーを創り出すことができると思えるようになります。