「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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今回は“メタ認知力(俯瞰力・客観力)=自覚の力”を高め、前頭前野を衰えさせない幾つかの方法をピックアップいたします。
①新しいことにチャレンジする。
⇒脳に新しい刺激を与えるために、行ったことの無い場所に行ってみる、入ったことの無い店に入ってみる、話したことのない人と話してみる、普段とは違う道を通ってみるなど、日常のコースから脱線してみることです⇒「日常とは異なる行動が前頭前野の活動を促します」
②不安定・過酷な環境に身を置く。
⇒生命に危険が及ぶような場所に身を置きなさいと言っている訳では御座いません(笑)「特にお勧めしたい方法は、あえて不安定な、あるいは過酷な環境に身を置いてみることです」
と書かれています。
必死で頑張れば付いていけるくらいのセミナーや勉強会に参加したり、いわゆる”コンフォートゾーン”から抜け出す環境を自分自身で作り出すこと、予期しないことが起こる“無計画な一人旅”に出かけてみたり、また過酷な環境とは違いますが、マインドフルネス瞑想にもメタ認知力を高める効果があると書かれています。
③「絶対に読まない本」「関心のない本」を手に取る。
脳科学の立場からすると、自分とは異なる思想を持つ著者の書籍を読んでみることや、普段は手に取ることがないであろう“関心のない”分野の本を読むことで、固定化された概念や社会通念をやすやすと越えられる柔軟な共感力(=この世には色々な考え方があるという意識を育てる)が鍛えられるそうです。
本だけではなく、ネットからの知的バイアスを減らすためにも、
ご存じの通り、自分の興味のあることばかりを検索していると、それに関連した情報は収集してくれますが、それだと他の分野に触れることができません。
ですから、興味のない分野にもアンテナを張ってみて、新たな視点からものごとを見てみる、知識をつけてみることがネットからの知的バイアスを減らすことにつながるのです。
赤羽雄二さんも著書:「速さはすべてを解決する」のなかで・・・
と書かれています。
*お陰様で私はそれまでまったく知らなかった、関心のなかった世界・・・毒親や愛着障害に関すること、長女病に関することなどかなりの知識を身につけることができました。
メタ認知力(=自覚の力)を高めるためには、前頭前野に刺激を与えてくれるような新しい考えに触れたり、やったことのないことにチャレンジしたり、今までの日常を離れて脳に刺激を与えること(考えること・調べること)が大切なのですね。
他にも前頭前野を委縮させるのを防ぐ方法がいくつか紹介されているので、続きは次回に・・・
(連続投稿393日目)