第88回:第4の習慣「win-winを考える」~人間関係のパラダイム-3

児玉伸也のブログ

「7つの習慣」は読んだだけでは効果がありません!実践してこそ初めて”効果”と”効果性”が得られます。御前崎市在住のガーデニング社労士、児玉伸也の「日本で2番目に判りやすい、7つの習慣実践講座」にようこそ。

昨日の続きとなります。

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④win:とにかく自分が勝つことだけを考える。相手はどうでも良いと言うパラダイム。相手が勝つことも負けることも興味は無く、自分が生き残ることだけを考えるので、人からの信頼は得られない。

⑤win-win-or-no deal:「合意しないことに合意する」win-winを更に高い次元へと引き上げたパラダイムであり、お互いにwin-winな関係を目指して、本気で考えても合意に至らなかった場合、取引そのものを止めて遺恨は残さないと言う、特にビジネスでは非常に有効となるパラダイム。

⑥win-win:すべての人間関係に置いて、必ずお互いの利益になる結果を見つけようとする姿 勢と心の持ち方。第6の習慣「シナジーを創り出す」に置いても、このパラダイムが無ければシナジーは生まれない。長期的・継続的に良い関係性を保ちたいのであれば、このwin-winを考えることが一番有効である。

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さて、人間関係に置ける6つのパラダイムについて見て来ましたが、場面に応じてどのパラダイムを選択するのか?そして、その結果はどうなるのか?を考えて使い分けることが大切なのです。

一時的に、競争したり、相手に花を持たせたり・・・その場面ではむしろ有効となるパラダイムもあります。しかし、それは短期的な関係にしか過ぎず、お互いが納得して、お互いを尊重できるwin-winが最終的には相互依存の現実社会の中で一番素晴らしいパラダイムであると言うことです。

「win-winの根本には、全員が満足できる方法は十分にあると言う考え方がある。誰かが勝者になったからと言って、そのために他者が犠牲になって敗者になる必要などない、全員が勝者になれると考えるのである」by S・コヴィー