「7つの習慣」は人が人らしく、自分らしい人生を生きるための、そして個人にも組織にも人間関係に置いても、長期的・継続的な効果(豊かで実りある人生)が得られる「原理原則」が描かれた書籍です。
原則とは・・・①万国共通で不変なもの
②質の高い結果を生みだすもの
③私たちの内面の外側にあるもの
④私たちが理解しなくても、受け入れなくても、必ず作用するもの
⑤自明的であり、理解すれば私たちに大きな力を与えてくれるもの
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「良心の声はか細く、無視しようと思えば無視できるほど小さい」
「自分にも他者にも誠実であることとは、自分との約束を守り、その上に他者との約束を守るということ」
1年365日、自分でやろうと決めたことを実践するのは至難の業です。
例えば、年間365日就寝時間と起床時間を守り続けていくだけでも、どれほど大変なことか。
0秒思考メモ書きを365日間1日も休まずに続けていくことがどれほど大変なことか。
運動、ブログ、瞑想等々。
自分との約束を交わし、よし明日からこれを継続すると誓っても、「今日はパス」と“やらない理由”を探して「今日は無理だよね」と止めてしまう。
“意志の力”だけでは継続は難しいと言われる所以です。
行動に移すことに一番かかわって来るのが“良心”だと思うのですね。
休日の朝起きた瞬間に、「今日は二度寝しよう」「今日1日くらい起きなくても、なにも変わらないだろう」と悪魔のささやきに引きずられてしまう方が簡単&楽。
天使の声(=良心)は「あなたが自分でやると決めたことでしょ。そんなことでいいの?」とつぶやいてきます。か細い天使の声=良心にそんなこと言われても、悪魔のささやきの前には圧倒的に無力になってしまいます。
「良心」とは、無視しようと思えば簡単に無視できるし、むしろ良心の声を無視して“できない(やらない)理由”を探す方が圧倒的に楽です。
悪魔のささやきは簡単に合意できるけど、天使のつぶやきを受け止めて行動に移すことは、やはり日頃から”終わりを思い描き””人格を磨いていない”と難しい。
自分でやろうと決めたことを実践する、自分との約束を守る・・・本当に厳しいと日々感じています。
だからコヴィー博士いわく「7つの習慣」を完璧にできる人などいないでしょうとなるのでしょうね。
「やれないのか、やらないのか」も大事ですね。やれないのであれば、目標値を少し下げてみる。スモールステップからベビーステップへ。
やらないのであれば、本当に心からやりたいことなのか?もう一度自己対話してみる。
道端に空き缶が転がっていたときに、見なかったことにするというのが悪魔のささやき。瞬時に拾うのが天使のつぶやき。
良心の声に従えば「拾うか、立ち去るか」立ち止まって考えている余裕など無いはずです(笑)
喫煙にしても「1本くらいならいいだろう」と悪魔のささやきに合意して、結局失敗に終わってしまう(当時の私)。
ダイエット中に目の前に美味しいスイーツがあったり、飲んだ後に締めのラーメンが食べたくなったりなどなど、悪魔のささやきと天使のつぶやきがバトルすることって日常生活でも多々ありますよね(笑)
目標のためなら手段を選ばないということも、天使のつぶやきをスルーしている状態ですね。
それほど良心の声って、か細く、瞬時に行動(決断)しなければ悪魔のささやきに消されてしまう。
右脳のひらめき、左脳の否定に似ているのかもしれません。
大きな判断や決断がいる場面においては、終わりを思い描き、最優先事項を決めて、十分な準備・計画をする時間が必要ですが、日常の生活のなかでは、正しいと思うことを瞬時に行動に移すことが“良心の声=天使のつぶやき”にそった行動と言えるかもしれません。
(連続投稿399日目)